十和田湖畔の「光のフェスタ」今年は秋冬開催

「第1章 光の紅葉物語」のメインビジュアル(十和田湖冬物語実行委事務局提供)

 青森県十和田湖畔・休屋地区を光で彩る「カミのすむ山 十和田湖 FeStA LuCe(フェスタ・ルーチェ)2021-2022」を主催する十和田湖冬物語実行委員会(中村秀行実行委員長)は本年度、同イベントを秋と冬の2回に分けて行う。冬のみだった昨年度より前倒しで期間を延長し、集客拡大を図る。

 中村実行委員長らが28日、休屋の十和田湖観光交流センターぷらっとで会見し概要を説明した。

 いずれもメイン会場は十和田神社で、秋の「第1章 光の紅葉物語」(10月21日~11月23日)は参道など約1キロをライトアップし木々の紅葉を引き立てる。冬の「第2章 光の冬物語」(12月4日~来年2月20日)は昨年度と同様、参道などに動物のオブジェやアーチなどを設置しイルミネーションで幻想的に彩る。

 時間はいずれも午後5時半~9時。第2章期間の土・日・祝日(元日、2日除く)は午後8時半から花火を打ち上げ、終了時間を9時半まで延長する。第2章は水・木曜が休みだが、12月30、31日は開催する。

 新型コロナ対策として検温などのほか1日の総入場者数を制限。入場者にはPCR検査陰性、ワクチン2回接種終了、抗原検査陰性のいずれかが分かる証明書などの持参を求める。

 フェスタ・ルーチェは、それまでの十和田湖冬物語を一新して昨年度から開催し、約1万4300人が来場した。本年度は2万4千人が目標で、中村委員長は「コロナ禍で湖畔の事業者の気持ちがなえている。フェスタが活性化につながれば」と述べた。

 チケットは前売り1200円、当日1600円。期間中何度でも入場できるパスポートが3千円。小学生以下無料。問い合わせは実行委事務局の十和田奥入瀬観光機構(電話0176-24-3006)へ。

「十和田湖 フェスタ・ルーチェ」について会見する中村実行委員長(左)ら=28日、十和田湖観光交流センター

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