草を食べて遺跡の「除草」に励むヤギたち

 世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ、青森県八戸市の是川石器時代遺跡で今年もヤギが「除草」に一役買っている。同遺跡を保存、活用する市埋蔵文化財センター是川縄文館は新型コロナウイルス感染拡大の影響により9月は臨時休館中だが、マイペースに草を食べる姿が道行く人たちの目を引いている。

 ヤギによる除草は2015年にスタート。草刈り機などの人力の除草と並行し、市が業務を委託する市森林組合のヤギたちが春から秋にかけて活躍する。刈った草を処分する手間や費用が省けるため、エコな取り組みとなっている。

 今期は雄2頭、雌2頭の計4頭が、是川遺跡を構成する中居遺跡の一部約6千平方メートルに設置された電気柵の中でのんびりと活動している。

 是川縄文館の金澤匡志主幹は「ヤギの姿に癒やしや安らぎを感じてもらえれば。臨時休館明けには多くの方に来てもらいたい」と話している。

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