青森県八戸市新井田の対泉院で弥生時代の種子から成長した古代ハス「大賀ハス」が今年も淡い紅色の花を咲かせ、参拝者を和ませている。
大賀ハスは、植物学者の故大賀一郎博士が1951年に千葉市の地層から約2千年前の種子を発掘し、52年に開花した。八戸市出身の建設会社社長の支援を受けた縁があり、70年に対泉院の貴福池に移植された。翌71年から毎年、古代ハス特有の一重咲きでやや細長い24弁の花を咲かせている。
対泉院の上田祥悦住職によると、今年は8月初旬ごろに咲き始めたが、例年より数が少なく、9月に入ってから咲く花が多くなってきたという。「気候の影響なのか、今年はいつもと違う感じだ。つぼみがまだ出てきているので、秋彼岸の頃までは花が見られそう」と上田住職は語った。
近くに住む70歳代の女性は「墓掃除に来るたび、きれいに咲いた花を見るのが楽しみ」と話していた。
大賀ハスは、植物学者の故大賀一郎博士が1951年に千葉市の地層から約2千年前の種子を発掘し、52年に開花した。八戸市出身の建設会社社長の支援を受けた縁があり、70年に対泉院の貴福池に移植された。翌71年から毎年、古代ハス特有の一重咲きでやや細長い24弁の花を咲かせている。
対泉院の上田祥悦住職によると、今年は8月初旬ごろに咲き始めたが、例年より数が少なく、9月に入ってから咲く花が多くなってきたという。「気候の影響なのか、今年はいつもと違う感じだ。つぼみがまだ出てきているので、秋彼岸の頃までは花が見られそう」と上田住職は語った。
近くに住む70歳代の女性は「墓掃除に来るたび、きれいに咲いた花を見るのが楽しみ」と話していた。