大正期のステンドグラスが残る青森県中泊町の旧家「宮越家」で21日、今年の一般公開第2弾が始まった。初日は約70人が訪れ、庭園や離れの魅力を堪能した。公開は来月19日まで。
午前10時、第1便の専用シャトルバスが到着。現当主の宮越寛(ゆたか)さん(62)と「宮越家ボランティアガイドの会」のメンバーが出迎えた。
見学者は離れ「詩夢庵(しむあん)」に入ると、国内ステンドグラス作家の草分け・小川三知の最高傑作とされる「四季花木障子」を鑑賞。木々の緑を借景に、ステンドグラスに配されたモクレンやアジサイ、ハゼといった草花が色づく様子を写真に収めていた。
離れ南側は今公開前にガラス戸や障子を改修。縁側部分に腰掛けて庭園を眺められるようになった。見学者は大石武学流庭園「静川園」に見入り、感嘆の声を上げた。
友人と初めて訪れた五所川原市の加藤キヒさん(84)は「感動した。ステンドグラスも庭園もきれいで心が落ち着く」と笑顔で語った。
宮越家の復元作業は現在も進められており、宮越さんは「何度も訪れて完成度が高まっていく様子を楽しんでほしい」と話している。
見学チケットは販売中。問い合わせは町文化観光交流協会(電話0173-57-9030)へ。
午前10時、第1便の専用シャトルバスが到着。現当主の宮越寛(ゆたか)さん(62)と「宮越家ボランティアガイドの会」のメンバーが出迎えた。
見学者は離れ「詩夢庵(しむあん)」に入ると、国内ステンドグラス作家の草分け・小川三知の最高傑作とされる「四季花木障子」を鑑賞。木々の緑を借景に、ステンドグラスに配されたモクレンやアジサイ、ハゼといった草花が色づく様子を写真に収めていた。
離れ南側は今公開前にガラス戸や障子を改修。縁側部分に腰掛けて庭園を眺められるようになった。見学者は大石武学流庭園「静川園」に見入り、感嘆の声を上げた。
友人と初めて訪れた五所川原市の加藤キヒさん(84)は「感動した。ステンドグラスも庭園もきれいで心が落ち着く」と笑顔で語った。
宮越家の復元作業は現在も進められており、宮越さんは「何度も訪れて完成度が高まっていく様子を楽しんでほしい」と話している。
見学チケットは販売中。問い合わせは町文化観光交流協会(電話0173-57-9030)へ。