青森県内の特別支援学校の児童生徒や卒業生らによる作品展「アウトプット展2021-どこまでが作品?想いと思いの冒険-」が19日、青森市の県立美術館コミュニティギャラリーで始まった。会場いっぱいに並んだ絵画、立体、写真など色とりどりの作品から「自由」「生の多様性」が感じられる展示となっている。
同展は、特別支援学校教員らからなる実行委員会が主催し、2015、18年に続いて3回目の開催。県内を中心に約230人の作品、350点以上を展示している。
縦2.5メートル、横5メートルの大きな絵は浪岡養護学校の全校共同制作で、感性が響き合うエネルギッシュな作品となっている。そのほか、段ボールを50段重ねて制作した「五十の塔」や、丸いシールをいくつも重ねて描かれた作品などユニークな作品が並ぶ。
県立盲学校の生徒に黒石高校の生徒が「思い出」「夢」「匂い」のテーマで行ったインタビュー音声が流れる作品は、上からぶら下がったレコーダーから、対話が聞こえてくる仕組みとなっている。
実行委会長の岩井康頼・東北女子大学教授は「多くの作品を展示しているが、混沌(こんとん)としたまとまりがあるように思う。ぜひ体感してほしい」と語った。28日まで(23日は休館)。入場無料。
同展は、特別支援学校教員らからなる実行委員会が主催し、2015、18年に続いて3回目の開催。県内を中心に約230人の作品、350点以上を展示している。
縦2.5メートル、横5メートルの大きな絵は浪岡養護学校の全校共同制作で、感性が響き合うエネルギッシュな作品となっている。そのほか、段ボールを50段重ねて制作した「五十の塔」や、丸いシールをいくつも重ねて描かれた作品などユニークな作品が並ぶ。
県立盲学校の生徒に黒石高校の生徒が「思い出」「夢」「匂い」のテーマで行ったインタビュー音声が流れる作品は、上からぶら下がったレコーダーから、対話が聞こえてくる仕組みとなっている。
実行委会長の岩井康頼・東北女子大学教授は「多くの作品を展示しているが、混沌(こんとん)としたまとまりがあるように思う。ぜひ体感してほしい」と語った。28日まで(23日は休館)。入場無料。