NPO法人「あおもりみなとクラブ」(渡部正人理事長)は22日、青森市の青森港北防波堤灯台(通称アスパム灯台)で、装飾した灯台正面に郵便ポストを設置した。同日除幕式が行われ、小野寺晃彦青森市長、山下雄一郎青森海上保安部長らが出席して運用開始を祝った。投函(とうかん)可能時間は午前9時から午後8時までで、期間は冬に灯台への通路が閉鎖となる11月30日まで。
式に参加した、同市の青森古川一郵便局の天内剛志局長によると、灯台正面にポストを設置したのは全国初の試みという。期間中に投函された手紙やはがきにはプレミアとして特製の消印が押されるほか、八甲田丸やアスパムなどで特製ポストカードを無料で配布している。
青森海上保安部が2019年、同クラブに対し、両側を海が挟む青森ベイプロムナードの先端にあるアスパム灯台を活用した地域振興ができないか打診。同クラブの細川英邦副理事長によると、灯台をイラストで装飾した上でポストを設置することで、ベイエリアの名所の一つになればと考えたという。
灯台のイラストをデザインした、同市のイラストレーター豊川茅(ちえ)さん(30)は「(世界標準の航行ルールにより)激しい色は使えないので、パステルカラーを用いたり目を描いたりして、周辺の風景の中で目を引くデザインにした。ラブレターを投函するときなどとっておきの機会に活用してほしい」と話した。
式に参加した、同市の青森古川一郵便局の天内剛志局長によると、灯台正面にポストを設置したのは全国初の試みという。期間中に投函された手紙やはがきにはプレミアとして特製の消印が押されるほか、八甲田丸やアスパムなどで特製ポストカードを無料で配布している。
青森海上保安部が2019年、同クラブに対し、両側を海が挟む青森ベイプロムナードの先端にあるアスパム灯台を活用した地域振興ができないか打診。同クラブの細川英邦副理事長によると、灯台をイラストで装飾した上でポストを設置することで、ベイエリアの名所の一つになればと考えたという。
灯台のイラストをデザインした、同市のイラストレーター豊川茅(ちえ)さん(30)は「(世界標準の航行ルールにより)激しい色は使えないので、パステルカラーを用いたり目を描いたりして、周辺の風景の中で目を引くデザインにした。ラブレターを投函するときなどとっておきの機会に活用してほしい」と話した。