青森県の縄文274点ずらり/17日から特別展

県内各地の縄文遺跡で出土した土器などが並んだ特別展会場

 世界文化遺産登録が見込まれる「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産を含む、県内の縄文遺跡の出土品274点を集めた特別展「あおもりの縄文世界」が、青森市の三内丸山遺跡センターで17日から始まる。1万年以上続いた縄文社会の実像や生活の豊かさを紹介している。11月28日まで。

 三内丸山遺跡、つがる市の亀ケ岡遺跡(亀ケ岡石器時代遺跡)、八戸市の中居遺跡(是川石器時代遺跡)など縄文遺跡群の遺跡からの出土品のほか、それ以外の県内遺跡で見つかった土器や土偶、装飾品などを「ムラの変遷」「資源の利用」「交易」「精神世界」のテーマで展示した。

 会場には、三内丸山遺跡の重要文化財「編籠」(縄文ポシェット)や、三戸町・八日町遺跡で発見された県重宝「遮光器土偶」などがずらり。鳥のトサカに似た取っ手が特徴的な、つがる市・石神遺跡の深鉢形土器からは、他地域との交流やムラが発達していった様子を確認できる。

 16日は報道関係者や遺跡関係者向けの内覧会が行われ、同センターの高橋哲・文化財保護主査は「人々の生活スタイルや道具がどう変わっていったか感じてもらいたい」と話した。

 観覧料は一般800円、高校・大学生400円、中学生以下は無料。会期中の休館日は8月23日、9月27日、10月25日、11月24日。

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