青森・アスパムで夏まつりミニ山車展示始まる

来場者を出迎える「ミニチュア山車」=8日、青森市のアスパム

 新型コロナウイルスの影響で青森県内で夏祭り中止が相次ぐ中、少しでも祭りの雰囲気を味わってもらおうと、県観光連盟は8日、青森市の県観光物産館アスパムで「青森夏まつりミニチュア山車」の展示を始めた。青森・弘前・五所川原各市の協力を得て実現、青森ねぶた祭などの山車3台が訪れた人々を出迎えた。

 今回展示されたのは、青森港旅客船ターミナルに展示してある青森ねぶたの「毘沙門天」や、弘前ねぷたの「花和尚奮戦」、五所川原立佞武多(たちねぷた)の「歌舞伎創生 出雲阿国」。高さはそれぞれ1.6メートル(実際の5分の1サイズ)、1.7メートル(同4分の1サイズ)、2.9メートル(同10分の1サイズ)。

 青森市内から娘の渋谷奈七子ちゃん(1)と訪れた父の優作さん(31)は「大型ねぶたの小屋を散歩がてら見に来た。娘はまだねぶたを知らない。見ることができる場所が限られているので、来て良かった」と笑顔で話した。展示は8月28日まで。

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