高田大岳の登山道を刈り払い 十和田山岳振興協

谷地温泉から2.5キロ付近の高田大岳登山道で刈り払いをする会員ら=24日

 十和田山岳振興協議会(下山壽会長)が、本格的な夏山シーズンを前に、北八甲田・高田大岳(標高1559メートル)の登山道整備を進めている。6年目の今年は、6月24、25日の2日間で谷地温泉から山頂までの約3.3キロを終了。7月に小岳・高田大岳鞍部(あんぶ)から頂上までの約700メートルでも行う。

 24日は会員約20人が参加した。同温泉の裏手にある谷地神社で登山と作業の安全を祈願した後、数班に分かれて刈り払い機やはさみなどを手に出発。ささやぶの目立つ、登山道入り口から2キロ(標高1090メートル)の地点から2.5キロ(同1275メートル)までの区間を重点的に整備した。幅約1メートルの登山道に伸びたササを刈り払ったり、小枝を切ったりした。

 25日は2.5キロ地点から山頂までの区間で、会員約10人が汗を流した。小岳鞍部からのルートは20日に予定していたが、悪天候のため7月4日に延期した。

 同会は2016年から高田大岳の登山道整備をボランティアで行っている。同登山道はかつて「全国有数の悪路」(山崎政光同会事務局長)といわれていたが、整備に伴い入山者が増加。谷地温泉側に設置されている環境省の赤外線式センサーによる自動計測(7月1日~10月31日)では、整備前5年間(11~15年)の年平均は約160人だったが、整備後5年間(16~20年)は約734人で約4.5倍に伸びた。20年は901人で、ここ10年で初めて九百人台となった。

 下山会長(85)は「登山道が良くなったと言う声を直接、間接的に聞くと、やって良かったと思う。若い人たちに引き継いで、継続していきたい」と話している。

十和田市

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