縄文の石冠レプリカ「ゴロピィ」販売/五戸

縄文時代の「石冠」のレプリカで、開館3周年記念に作られた陶器「ゴロピィ」

 青森県五戸町の歴史資料館「ごのへ郷土館」が26日に開館3周年を迎える。これを記念して県立郷土館巡回展「ふるさとの宝物」が同日にスタートし、館内のカフェでマグネット型「3周年記念特製食券」も販売する。また、ごのへ郷土館が収蔵する縄文時代中期の磨製石器「石冠」のレプリカ「ゴロピィ」を製作して既に販売を始めており、いろいろな催しで節目を祝う。

 同館は旧豊間内小校舎を改装して2018年にオープンした。開館3周年事業の県立郷土館巡回展は笑う土偶や棟方志功のテレビ、イタコの道具など、貴重でユニークな資料が出品される。観覧無料。会期は7月25日まで。

 ごのへ郷土館には旧南部鉄道のディーゼル機関車DC351の展示計画があり、カフェでは26日、この機関車を描いたマグネット型特製食券(豊穣(ほうじょう)カレー・ドリンク付き650円)を販売する。正午から30分ごとに計3回、それぞれ10人に販売する。

 同町の上蛇沢遺跡(2)で出土した石冠のレプリカ陶器「ゴロピィ」は、南部町の阿房宮窯の窯元沼畑優さんに依頼して製作。ペーパーウエートやカードスタンドなどにも使える。限定15点で、記念価格4500円で購入できる。

 また、26日午後1時半から、県立郷土館の太田原慶子学芸主幹による講演「木村秀政とヒコーキ人生」も開かれる。入場無料、先着20人まで。

 問い合わせはごのへ郷土館(電話0178-62-5965)へ。

マグネット型の記念特製食券

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