世界中で愛されているウサギのキャラクター「ミッフィー」の誕生65周年を記念した「ミッフィー展」が22日、青森市の県立美術館で開幕する。21日、同美術館でセレモニーと内覧会が行われ、関係者らが貴重な直筆原画やスケッチ、創作メモなど300点以上に及ぶ展示に見入った。

 同展は青森放送、東奥日報社、朝日新聞社が主催。セレモニーでは関係者がテープカットを行った。ディック・ブルーナ・ジャパンの鐵田昭吾社長は「青森県立美術館では60周年に続く展示。前回とは違う作品がオランダから来ている」とアピールした。

 ミッフィーは、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ(1927~2017年)の手によって生まれたキャラクターで、絵本は世界50カ国以上で翻訳されている。

 展覧会は「with」をテーマに開催。赤、青、黄、緑といった「ブルーナカラー」で彩られた会場には、これまで1枚しか来日したことのない「ゆきのひの うさこちゃん」(1963年)の原画が並んでいる。「うさこちゃん おばけになる」(2001年)など人気作のストーリーメモなどの資料や、これまでに刊行された絵本なども展示している。特設ショップでは約600点のグッズを販売する。

 会期は7月4日まで。開催時間は午前9時半~午後5時。6月14日は休館。観覧料は一般・大学生1300円、中高生900円、3歳~小学生600円。

 問い合わせは同展青森事務局(電話017-718-2335)へ。

「ゆきのひの うさこちゃん」の原画など、貴重な資料が並ぶ「ミッフィー展」=21日、青森市の県立美術館

青森市

青森
「縄文×ねぶた」作品展示/青森・じょもじょも
青森
「浅虫ねぶた冬の陣」誘客へ地域一丸/青森
青森
大寒 寒さ緩む/青森・酸ケ湯で凍み豆腐作り
青森
モモさん(三沢)新譜好評 2月青森ライブ
青森
くじ駄菓子「あん玉」青森の企業が販売再開