ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている青森県八戸市鮫町の蕪島で20日、今年初めてのひなが誕生した。親鳥の白いおなかの下で、薄茶色のふわふわした羽毛のひながかわいらしい姿を見せている。
蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所によると、同日午後1時半の見回りの際、蕪嶋神社の社殿付近で合わせて3羽のひなが生まれているのを確認した。その後もふ化は続き、夕方ごろには10羽以上になった。
ウミネコは1~2月ごろから例年並みの約3万5千羽が蕪島に飛来。4月18日から産卵が始まっていた。
ひなはトビやカラスなどの天敵に襲われたり、気温の冷え込みや雨にぬれて体温が低下したりすると死んでしまうため、父鳥と母鳥が交代でしっかりと抱いて守っているという。ふ化は6月末ぐらいまで続く。
監視員の岡元正博さん(69)と山内亮さん(68)は「生まれたばかりのひなにとって、しばらく大事な時期が続く。近づかないで静かに見守ってほしい」と話していた。
蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所によると、同日午後1時半の見回りの際、蕪嶋神社の社殿付近で合わせて3羽のひなが生まれているのを確認した。その後もふ化は続き、夕方ごろには10羽以上になった。
ウミネコは1~2月ごろから例年並みの約3万5千羽が蕪島に飛来。4月18日から産卵が始まっていた。
ひなはトビやカラスなどの天敵に襲われたり、気温の冷え込みや雨にぬれて体温が低下したりすると死んでしまうため、父鳥と母鳥が交代でしっかりと抱いて守っているという。ふ化は6月末ぐらいまで続く。
監視員の岡元正博さん(69)と山内亮さん(68)は「生まれたばかりのひなにとって、しばらく大事な時期が続く。近づかないで静かに見守ってほしい」と話していた。