八戸市博物館は、2020年度に市民や八戸にゆかりのある人から寄贈された考古学や歴史、民俗分野の資料345点を展示する企画展「新収蔵資料展」を開いている。23日まで。
展示されているのは、寄贈者の家族らが生前に大切に保管していたものや、家に残されていたものなど。大正期の八戸を代表する書道家女鹿左織(めがさおり)の書や、昭和中期のえんぶりで使われた烏帽子(えぼし)、手拭いなどがある。
このうち、市民が市に寄贈し、県重宝に指定されている「湊文書」は、室町時代から安土桃山時代に書かれたものとされている。同時代の東北地方の書状は極めて少なく、中世史を解明する上で貴重な資料となっている。
同館学芸員の山野友海さんは「今まで知られていなかった資料もある。地域の歴史をもっと知りたい人にぜひ来てほしい」と話した。
展示されているのは、寄贈者の家族らが生前に大切に保管していたものや、家に残されていたものなど。大正期の八戸を代表する書道家女鹿左織(めがさおり)の書や、昭和中期のえんぶりで使われた烏帽子(えぼし)、手拭いなどがある。
このうち、市民が市に寄贈し、県重宝に指定されている「湊文書」は、室町時代から安土桃山時代に書かれたものとされている。同時代の東北地方の書状は極めて少なく、中世史を解明する上で貴重な資料となっている。
同館学芸員の山野友海さんは「今まで知られていなかった資料もある。地域の歴史をもっと知りたい人にぜひ来てほしい」と話した。