福を呼ぶ版画見て合格祈願? 秋田市・赤れんが郷土館

中国版画「三子登科図」と学芸員の榎良昭さん
 秋田市の市立赤れんが郷土館で開かれている同市出身の木版画家・勝平(かつひら)得之(とくし)(1904~71年)の企画展に、「福を呼ぶ」をテーマにした中国版画38点が展示されている。

 長寿や豊作などを願って新年に家に飾る「年画」と呼ばれる版画で、コレクターでもあった得之が収集した。特に目を引くのが、木に登る愛らしい子どもと見守る母親を描いた「三子登科図」。試験合格の願いが込められ、受験生に見てほしい1枚だ。得之が市内の木内百貨店で購入したとされる。

 企画展は前後期で同図の展示は3月1日までの予定。「モチーフそれぞれにおめでたい意味があるのでじっくり眺めて」と学芸員の榎良昭さん(62)。午前9時半~午後4時半。入場料310円(高校生以下無料)。

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