ねまれやこぅひぃ(秋田市) お堀眺め、憩いの場に

店内に立つ店主の畠山さん
 秋田市の広小路に2024年5月にオープンした。営業が始まる朝6時から、軽食や朝定食などを求めて仕事前の会社員や地域の常連客らでにぎわう。店名は「座って休んでください」を意味する秋田弁「ねまれ」から来ており、ゆっくり過ごしてほしいという思いを込めた。年配の方でも来やすい店づくりを目指す。


 店を切り盛りするのは30年来の友人という畠山昌敏さん(60)と、佐々木和彰さん(56)。子どもの頃の夢が飲食店を開くことだった畠山さんは、普段から料理をすることが好きで「いつか飲食店をやりたい」と思っていた。前職の定年を目前に自分の店を持つという挑戦を決め、飲食店での勤務経験がある佐々木さんに相談。2人で喫茶店の開業を決めた。


 ランチメニューの日替わり定食(990円)が人気。月、水、土曜は魚料理、火、金、日曜は肉料理がメインのおかずで、ご飯、みそ汁、小鉢などが付く。また、仕事に向かう前や散歩がてら寄れるよう午前6時からモーニング営業も行っており、和食の朝定食(440円から)を提供する。ハンドドリップで入れるブレンドコーヒー(440円)もお薦め。酸味を抑え、苦みを楽しんでもらおうと佐々木さんが豆を選び配合。お湯の温度と蒸らす時間を調整し、苦みとこくを感じられる後味に仕上げた一杯だ。

 窓際の席からは千秋公園のお堀の水面を眺めることができ、景色も合わせて楽しんでほしいという。

 念願の喫茶店を開き、「地域に根ざした昔ながらの喫茶店にしたい。地元の人に親しまれ、憩いの場所になればうれしい」と畠山さん。お客さんと会話する時が幸せだという佐々木さんは「うまくやっていけるのかという不安がまだあるが、今はお客さんから相談を受けることもある」と笑顔を見せた。


お店の情報
秋田市千秋明徳町2の75
午前6時~午後5時
木曜定休。月に1回水曜も休み
TEL090・1063・2008

秋田市

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