世界自然遺産・白神山地の西側麓にある青森県深浦町の十二湖で20日、観光シーズン到来を告げる山開きが行われた。十二湖随一の美しさを誇る「青池」は、春の日差しを浴びながら輝きを増し、早速足を運んだ行楽客を魅了した。

 近くの宿泊施設・アオーネ白神十二湖で安全祈願祭があり、関係者15人がシーズンの無事を祈った。吉田満町長は「新型コロナウイルスは第4波の様相だが、ワクチン接種が始まりつつある。自粛生活で疲れた心身のリフレッシュのため、自然豊かな十二湖を訪れてほしい」と述べた。

 関係者によると、今年は3週間ほど雪解けが早く、雨も多かったため、青池の水量は十分。周囲では木々が芽吹き始め、鳥のさえずりが響き渡った。東京都東久留米市から夫婦で訪れた川口美幸さん(65)は「コバルトブルーをイメージしていたが、濃い群青色に感動した」と、マスク越しに笑顔をみせた。

 町観光課によると、2020年の十二湖への訪問客数は前年より1万人ほど多い28万550人。町は今年4月から十二湖の全ての湖沼での釣りを禁止するなど、景観保全や観光振興に取り組む。

春の日差しを浴びて輝く青池

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