八食が遊び場改装、「忍者の城」に/八戸

忍者の城をイメージしたアスレチック遊具などが設置された「くりやランド」=八戸市の八食センター

 青森県八戸市の八食センター(上平靖文理事長)は、新型コロナウイルスの影響で約1年にわたり利用を停止していた2階の子ども向け遊び場「くりやランド」を全面改装し、「忍者の城」をイメージした遊び場として新たにオープンした。「屋内で『外遊び』をしよう」がコンセプトで、子育て世代に楽しんでほしいと呼び掛けている。

 くりやランドの利用は小学2年生以下が対象。メインの遊具はアスレチック系の「くりまるじょう」で、ジャングルジムやクライミング、チューブ滑り台などが体験できる。2歳以下の幼児が安心して遊べる「からくりべや」のコーナーや、授乳・おむつ替えスペースなども設けた。外国語表記も行っている。

 コロナ感染防止対策として、利用時間を45分ごとに区切って1回当たりの利用者を20組に制限し、消毒は1日3回実施する。利用料は1人500円(会員になれば300円)で、付き添いの保護者は無料。

 改装したくりやランドは18日に営業を始めた。併せて市場棟のトイレ3カ所も改修した。来場した7歳の男の子は「壁登りが面白い」とはしゃいでいた。担当者は「八食の魅力が増した。楽しく遊び、買い物してほしい」と話している。

 改装を記念し、20日は青森大学忍者部による忍者ショーが行われた。顧問の清川繁人教授は「八戸にも忍者の足跡があるとみられ、調査している。忍者に興味を持つ人が増えてほしい」と語った。

くりやランド改装オープンを記念して開かれた青森大学忍者部による「忍者ショー」

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