青森県弘前市土手町で1988年から2007年まで営業していたレコード店「JOY POPS」が21日、14年ぶりに営業を再開した。店頭には、店主の齋藤浩さん(65)が小学4年生の頃からコレクションを続けているレコードやCD、DVD約1万枚が並び、「懐かしの店」復活を喜ぶ多くの音楽ファンが、お気に入りの一枚を探し店を訪れた。齋藤さんは「自分の集めたものを価値の分かる人に持っていてほしい。いい音楽を最後まで伝えていきたい」と語る。
同市のコミュニティーFM放送「アップルウェーブ」などで音楽番組に出演するほか、音楽バーを経営している齋藤さん。2007年の閉店については「お客さんと対話をして、いい音楽を紹介することが役割だと思っていたが、インターネットが広がりCDが売れなくなって、もう役目が終わったのかなと感じた」と振り返る。
しかし、「10年くらいたってから、やり残し感みたいなのが出てきた。年もとったし荷物を少なくしよう」と店の再開を決意、半年ほどかけて準備を進めた。取り扱うジャンルはロック、ジャズ、クラシックなどさまざま。「店に出していないものもまだまだある」という。店内には、レコードを試聴できるコーナーも設置した。
全国的にCDやレコードを売る店が少なくなっている中、「潜在的なお客さんは、たくさんいると思う。『いい音楽を伝えること』を最後まで続けたい。目標は70歳くらいかな」と笑顔を見せる。
店は、土手町のライブハウス「KEEP THE BEAT」が入る建物の3階にある。営業は金曜、土曜、日曜の正午から午後6時まで。問い合わせは齋藤さん(電話090-1067-7486)へ。
同市のコミュニティーFM放送「アップルウェーブ」などで音楽番組に出演するほか、音楽バーを経営している齋藤さん。2007年の閉店については「お客さんと対話をして、いい音楽を紹介することが役割だと思っていたが、インターネットが広がりCDが売れなくなって、もう役目が終わったのかなと感じた」と振り返る。
しかし、「10年くらいたってから、やり残し感みたいなのが出てきた。年もとったし荷物を少なくしよう」と店の再開を決意、半年ほどかけて準備を進めた。取り扱うジャンルはロック、ジャズ、クラシックなどさまざま。「店に出していないものもまだまだある」という。店内には、レコードを試聴できるコーナーも設置した。
全国的にCDやレコードを売る店が少なくなっている中、「潜在的なお客さんは、たくさんいると思う。『いい音楽を伝えること』を最後まで続けたい。目標は70歳くらいかな」と笑顔を見せる。
店は、土手町のライブハウス「KEEP THE BEAT」が入る建物の3階にある。営業は金曜、土曜、日曜の正午から午後6時まで。問い合わせは齋藤さん(電話090-1067-7486)へ。