「密」を避けて青森・善知鳥神社で幸先詣

新年を前に「幸先詣」に訪れる参拝客ら=27日午後、青森市の善知鳥神社

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で各神社が初詣の分散参拝を促す中、青森市の善知鳥神社では27日、新年を前に、市民らが一足早くお参りする姿が見られた。

 同神社には例年、正月三が日に約16万人が訪れる。今年は混雑を避けるため年内参拝として「幸先詣(さいさきもうで)」を提案。27日は大安ということもあり、家族連れなどが訪れた。参拝客は年越しの大祓(おおはらい)の「茅(ち)の輪」をくぐったり、縁起物の破魔矢などを買い求めたりとゆっくりと参拝した。

 例年は元旦に来ているという市内の70代夫婦は「密を避けるためと正月は天気が悪そうなので、早めに来た。(コロナに気をつけて)家族の健康を願いました」と、神棚用のお札やお守りなどを購入していた。

 同神社では参拝の際にはマスクの着用や人との距離を保つことなどのほか、三が日にこだわらない初詣を呼び掛けている。

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