青森県八戸市の南郷歴史民俗資料館で企画展「葉たばこ農家の一年」が開かれている。葉タバコの一大生産地として知られる南郷地区の農家の作業風景を紹介する写真パネルや、たばこに関連する資料など約100点が並ぶ。
南郷地区では、1940年から本格的に葉タバコの耕作が始まり、捕鯨、そばとともに同地区を支えた。葉タバコ生産は1年を通して作業があり、展示では、種まき、収穫など各工程を写真付きで解説している。
かつて島守村に巡業に来た三戸町出身の横綱鏡里が使用したたばこ盆や、クジラの牙で作ったパイプも展示。明治や昭和のたばこパッケージも解説付きで並び、たばこを巡る歴史を知ることができる。
同館の中尻貴之学芸員は「南郷と葉タバコについて、文化的な面から歴史を感じてもらえれば」と話した。展示は3月21日まで。
南郷地区では、1940年から本格的に葉タバコの耕作が始まり、捕鯨、そばとともに同地区を支えた。葉タバコ生産は1年を通して作業があり、展示では、種まき、収穫など各工程を写真付きで解説している。
かつて島守村に巡業に来た三戸町出身の横綱鏡里が使用したたばこ盆や、クジラの牙で作ったパイプも展示。明治や昭和のたばこパッケージも解説付きで並び、たばこを巡る歴史を知ることができる。
同館の中尻貴之学芸員は「南郷と葉タバコについて、文化的な面から歴史を感じてもらえれば」と話した。展示は3月21日まで。