津軽や秋田の「駅カード」12駅で配布

津鉄の津軽中里駅で配布している「駅カード」

 JR東日本秋田支社は、青森県と秋田県内のJR・私鉄の駅をイメージした「駅カード」を製作し、両県の計12駅で無料配布している。津軽鉄道・津軽中里駅では、収集目的でファンが訪れるなど好評を集めている。

 青森県関係では8月からJR・弘前、10月からは津鉄・津軽中里のほか、JR・川部と弘南鉄道・平賀の計4駅で配布している。

 カードの表面には津鉄の「走れメロス号」や奥羽線特急「つがる」などの人気列車や観光地、祭りのイラストが描かれ、裏面には駅舎の写真や開業日などの豆知識が記されている。

 津軽中里駅では窓口で声を掛けると入手できる。「カードを集めるために県内外から津鉄に乗って来てくれる人もいる」(窓口担当者)という。JR秋田支社は「収集をきっかけに観光などに出掛けるきっかけになれば」と話す。配布は来年3月末まで。

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