特製「アマビエムッシー」制作進む/五所川原

アマビエムッシーのねぶたに塗り絵を貼り付ける子どもたち

 新型コロナウイルスの感染収束への願いを込めた特製ねぶた「アマビエムッシー」の制作が、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)の館で進められている。疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」と、五穀豊穣(ほうじょう)や悪疫退散を願う同市の行事「奥津軽虫と火まつり」の虫人形を組み合わせた作品。子どもたちが13日、アマビエムッシーが描かれた塗り絵をねぶたの骨組みに貼り付けた。

 アマビエムッシーは、龍を模した虫人形にアマビエの特徴である長髪を加えたキャラクター。五所川原青年会議所が新型コロナウイルスの影響で中止となった立佞武多祭りの代替イベント「やってまれ!ごしょがわらGENKIまつり」(18、19日)の一環で企画した。

 ねぶたは高さと幅が共に約2メートル。立佞武多制作者・福士裕朗さんらが骨組みなどを手掛けた。子どもたちは赤や青、緑など思い思いに色付けして完成させたアマビエムッシーの塗り絵を立佞武多の館に持ち寄り、接着剤で骨組みに貼り付けた。

 五所川原小学校2年の福士正義君(7)は「格好よくなるように色を工夫した」と話した。

 特製ねぶたは18日にも塗り絵の貼り付けを行い、台座と組み合わせて完成する。代替イベントに合わせて18、19日に同館に展示される予定。

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