シンボルかかし 今年は柴崎岳さん/青森

国道280号バイパス沿いに設置された柴崎岳選手の大型かかし=26日午後、青森市羽白

 青森県野辺地町出身のプロサッカー選手・柴崎岳さん(28)の大型かかしが26日、青森市油川地区の国道280号バイパス沿いに登場した。

 9月1日から始まる恒例行事「かかしロード280」のシンボルかかしとして、地域住民らでつくる実行委員会(永井幸男委員長)が設置した。約2メートルの台座を入れて高さは約7メートル。日本代表のユニホームを着て、左足でボールをタッチしている躍動感ある構図となっている。制作はねぶた師の北村蓮明さん(72)が担った。

 26日は、実行委のメンバーら約20人が集まり、高所作業車を使い、上半身と下半身を慎重に台座に据え付けた。北村さんは「特徴をつかむのが難しかった。今年はねぶたが中止になったので、かかしを見て楽しんでほしい」と話した。

 永井委員長は「今年は新型コロナがあり、『コロナを蹴っ飛ばせ』との思いから柴崎選手を選んだ」と説明した。30日にはシンボルかかしの前でオープニングセレモニーを実施する。

 柴崎選手は青森山田高校2年の全国高校選手権で準優勝を果たした。卒業後はJ1鹿島アントラーズに入団。日本代表、海外移籍と飛躍を続け、2018年のワールドカップロシア大会では日本のベスト16入りに貢献した。現在はスペインのデポルティボに所属する。19年には東奥スポーツ大賞を受賞している。

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