けがれを流し、無病息災を祈る伝統行事としてのねぶた祭りに着目し、新たなデザインを提案する展覧会「今こそ、なぬかび」が27日まで、青森市新町のギャラリーノビタで開かれている。県内のデザイナーでつくるあおもりデザイン協会(森内忠良会長)と竹浪比呂央ねぶた研究所が共同で開催。店舗や家庭の玄関などに飾る「厄除(やくよ)けねぶた飾り」や、菓子「なぬかび」の創作を目指して制作したパッケージデザインなどを展示している。
ねぶた師の竹浪さんによると、戦前、運行最終日の七日日(なぬかび)は特別な日で、市民は仕事を休み、運行を終えた後に堤川の川べりで赤飯を食べたという。50年ほど前の記憶では、ねぶたの時期になると駅や百貨店など街なかに多くのねぶたが飾られていたという。
青森の昔の風習や県外の厄払いの行事などを参考に、同協会の会員らがデザインを考案。しめ縄や稲穂に金魚ねぶたを付けたねぶた飾りや護符のほか、赤飯をアレンジした菓子「なぬかび」の創作を発案し、数種類のパッケージデザインを制作した。
同協会の野月ひさ子事務局長は「今年は祭りがなかったことで、ねぶたを見直す機会になった。各方面に声掛けし、できれば来年の商品化を目指したい」と話した。
ねぶた師の竹浪さんによると、戦前、運行最終日の七日日(なぬかび)は特別な日で、市民は仕事を休み、運行を終えた後に堤川の川べりで赤飯を食べたという。50年ほど前の記憶では、ねぶたの時期になると駅や百貨店など街なかに多くのねぶたが飾られていたという。
青森の昔の風習や県外の厄払いの行事などを参考に、同協会の会員らがデザインを考案。しめ縄や稲穂に金魚ねぶたを付けたねぶた飾りや護符のほか、赤飯をアレンジした菓子「なぬかび」の創作を発案し、数種類のパッケージデザインを制作した。
同協会の野月ひさ子事務局長は「今年は祭りがなかったことで、ねぶたを見直す機会になった。各方面に声掛けし、できれば来年の商品化を目指したい」と話した。