青森県五所川原市の津軽金山焼で29日、夏のイベントに向けた陶器の窯出し作業が行われた。23日から開催している「夏のお楽しみ市」用の商品や、8月1日にコーナーを新設する「ねぶたシリーズ」の新作が焼き上がり、職人たちが慎重に窯から取り出していた。
今回制作した作品は18日に窯入れした。平皿や小鉢など定番の食器類や、新型コロナウイルス収束の願いを込めて制作し注文が殺到している「あまびえたん」など数千点に上る。新作の「ねぶたシリーズ」は、ねぶた絵を表面にイラストしたビアコップや平皿、かわいらしい表情の金魚ねぷたの置物など5種類が制作され、きれいに仕上がった。
6人の職人が手分けして窯出し作業に当たり、一つ一つ丁寧に取り出した後、紙やすりで磨きをかけ、割れや欠けがないか検品していた。業務部長の柴田歩さんは「各地で祭りが中止になり、せめて自宅で熱気を感じてほしいと『ねぶたシリーズ』を企画したので、見に来てほしい」と呼び掛けている。夏のお楽しみ市は8月16日まで。
また敷地内には、窯元の松宮亮二さんが7月に完成させた高さ4.5メートル、重量約1トンの陶器製の大型観音像も展示している。
今回制作した作品は18日に窯入れした。平皿や小鉢など定番の食器類や、新型コロナウイルス収束の願いを込めて制作し注文が殺到している「あまびえたん」など数千点に上る。新作の「ねぶたシリーズ」は、ねぶた絵を表面にイラストしたビアコップや平皿、かわいらしい表情の金魚ねぷたの置物など5種類が制作され、きれいに仕上がった。
6人の職人が手分けして窯出し作業に当たり、一つ一つ丁寧に取り出した後、紙やすりで磨きをかけ、割れや欠けがないか検品していた。業務部長の柴田歩さんは「各地で祭りが中止になり、せめて自宅で熱気を感じてほしいと『ねぶたシリーズ』を企画したので、見に来てほしい」と呼び掛けている。夏のお楽しみ市は8月16日まで。
また敷地内には、窯元の松宮亮二さんが7月に完成させた高さ4.5メートル、重量約1トンの陶器製の大型観音像も展示している。