むつ湾フェリー運航再開 コロナで2カ月遅れ 

地元よさこいチームに見送られ、蟹田港を出港するむつ湾フェリーの再開初便=21日午前9時20分ごろ、外ケ浜町

 新型コロナウイルス感染の影響で、本年度の運航開始を延期していたむつ湾フェリー(本社青森県外ケ浜町)は21日、ようやく運航を再開した。例年のようなセレモニーは行わなかったが、同町の蟹田港では、脇野沢港(むつ市)に向かう再開初便の出港を、地元よさこいチームや町職員らが大旗を振り、元気な演舞で見送った。

 再開初便には、バイクで乗り込むツーリング客やワンボックスカーに乗った利用客の姿がみられた。

 出港を盛り上げたよさこいチーム「舞鼓童(まいこどう)」の蒔苗志野代表(54)は「自分たちも、再開初日を盛り上げ、応援しようと参加した。コロナ自粛が続き発表の場がなかったので、ちょうどいい練習の機会にもなった」と話した。

 むつ湾フェリーの三上俊孝社長は「運航を再開でき、ほっとした。地域の方々に盛り上げていただきありがたい」と感謝した。

 当初の運航開始日は4月21日。書き入れ時のゴールデンウイークを含む約2カ月間運航できず、逃した売り上げは年間の約3割という。三上社長は「青森ねぶた祭をはじめ、東北の夏祭りのほとんどが中止となったが、海や山の自然を楽しむ一環での夏場の利用客に期待したい」と話した。

 むつ湾フェリーは需要喚起策として、7月末まで乗用車(全長6メートル未満)の同乗者無料キャンペーン、ホタテ加工品のプレゼント(先着千人)を行っている。本年度の運航は11月5日まで。

外ケ浜町

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