津軽弁缶バッジで「3密」防止呼びかけ

「おみやげTシャツ田村商店」が発売した新作「津軽弁缶バッジ コロナ対策バージョン」

 2017年から弘前さくらまつりで津軽弁缶バッジなどを販売している「おみやげTシャツ田村商店」の田村訓(さとし)さん(52)=青森県弘前市=がこのほど、ユーモラスな津軽弁で新型コロナウイルス感染防止対策を呼び掛ける「津軽弁缶バッジ コロナ対策バージョン」を製作した。販売直後から、インターネット上などで「こんな時こそ楽しく」「説得力ある」などと反響を呼んでいる。

 缶バッジには、「たがれば まいね(集まったらダメ)」、「いづだかんだ あさぐな(不要不急で出歩くな)」、「したらに ねっぱぐな(そんなに密接するな)」と「3密」回避を呼び掛ける津軽弁と、それぞれの標準語訳、英語訳を表記。背景には、新型コロナウイルス感染拡大とともに注目を集めている妖怪「アマビエ」を描いた。ほかに、田村さんの読み間違いから生まれた「アマビエ」ならぬ「甘エビ」バッジもある。

 田村さんは「ニュースでいっぱい出てくる横文字とか『3密』っていうのが分かりづらいと思った。『たがるな』って言われた方がピンと来るでしょ」と笑う。

 津軽弁缶バッジは、田村商店のネットショップ(https://tamura.base.shop/)のほか、青森市のアスパム(5月6日まで臨時休業中)で販売する。1個税込み300円。


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