「11ぴきのねこ」と、米国雑貨ブランドがコラボ

限定発売されるリュック、長財布、小銭入れ

 青森県三戸町出身の絵本作家・故馬場のぼるさんが描いた「11ぴきのねこ」と、米国雑貨ブランド「アウトドアプロダクツ」のコラボ商品が、東北地方の郵便局で21日から限定販売されることが決まった。これを前に三戸郵便局(橋本正俊局長)が18日、三戸町役場を訪れ、グッズ一式を町に贈った。

 「にゃんにゃんにゃん」という鳴き声の語呂合わせで「猫の日」と呼ばれる2月22日を記念し、同局が企画に当たった。販売されるのはリュック、長財布、小銭入れの3種類。夏に開かれる東京五輪を意識し、絵巻絵本「11ぴきのねこマラソン大会」に登場するねこたちが青地に描かれている。

 試しにリュックを背負った松尾和彦町長は「早速、仕事で使ってみよう」とお気に入りの様子。令和2年の今年、猫の日は「2」が四つ並ぶ特別な日となる。同局では記念イベントが開かれる予定で、橋本局長は「三戸町をより多くの人にアピールしたい」と意気込んだ。

 価格はリュック1万780円、長財布6490円、小銭入れ3850円(いずれも税込み)。それぞれ150個の限定生産で県内では三戸のほか八戸、青森中央、弘前など28カ所で販売される。問い合わせは三戸郵便局(電話0179-22-2363)へ。

コラボ商品を手にする(右から)松尾町長、橋本局長、11ぴきのねこ

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