青森県の「だし活」ポテトチップス17日発売

完成した2種類のだし活ポテトと監修した奥村氏

 だしのうま味を生かして減塩を進める青森県の「だし活」事業と連動したポテトチップス「だし活ポテト」が完成し、健康志向食品類を開発・販売するピアンタ(東京都多摩市)が17日から、東北と関東のスーパーやドラッグストア、ローソンで発売する。関係者が5日、県庁を訪れ、三村申吾知事に完成を報告した。

 煮干しやかつお節、昆布などを使った「海の幸」と、ニンニク、ゴボウ、リンゴなどを使った「山の幸」の2種類。ピアンタが、だしソムリエ協会認定講師の奥村雅美氏(青森市)の監修の下、静岡屋(八戸市)、湖池屋(東京)の協力を得て開発した。菓子分野のだし活商品は初めてという。

 初回は10万袋限定で、希望小売価格は150円(税抜き)。約3割の塩分をカットし、うま味調味料を使わず、素材のだしを生かした味わいに仕上がっている。同日、県庁で奥村氏は「県民においしく健康に食べてほしい」、静岡屋の金山明弘社長は「塩分カットを感じさせない味となった」とPRした。

青森市

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