青森県黒石市で2日、藩政時代から続く旧正月の初売り行事「旧正マッコ市」が行われた。大勢の買い物客が夜明け前から、マッコ(津軽弁でお年玉、おまけの意味)と呼ばれる景品や、福袋、福まきなどを目当てに各店舗やイベント会場に詰め掛け、街中に活気があふれた。
市中心市街地の横町の特設会場では午前5時、地元バンド「黒石ロックアコギ団」がマッコ市のテーマソングを披露した後に、黒石商店街協同組合による恒例の「福まき」がスタート。黒石市と姉妹都市の岩手県宮古市の海産物や、マッコ引換券、現金などが入った袋が、高さ数メートルのやぐらの上から次々とまかれた。
市内外から訪れた多くの来場者は、一つでも多くの袋を取ろうと、「こっちに投げて」などと声を上げ、買い物袋を上に向けて大きく広げたり、必死に手を伸ばしたりしていた。午前3時半に会場に到着し、最前列を確保した黒石中1年の高橋恒也さん(13)は「今年初めて来たけど、めっちゃ取れて楽しかった」と笑顔で話した。
市内のスーパーでは、先着順の豪華なマッコを手に入れようと、店先で一夜を明かす客の姿も。通称・八間道路に面した大型店などでも開店前から長蛇の列ができた。
同日はこのほか、横町でおしるこや黒石つゆ焼きそばなどの無料振る舞いや、本マグロの解体ショーと即売会も行われた。
旧正マッコ市は、毎年2月の第1日曜日に開催されている。
市中心市街地の横町の特設会場では午前5時、地元バンド「黒石ロックアコギ団」がマッコ市のテーマソングを披露した後に、黒石商店街協同組合による恒例の「福まき」がスタート。黒石市と姉妹都市の岩手県宮古市の海産物や、マッコ引換券、現金などが入った袋が、高さ数メートルのやぐらの上から次々とまかれた。
市内外から訪れた多くの来場者は、一つでも多くの袋を取ろうと、「こっちに投げて」などと声を上げ、買い物袋を上に向けて大きく広げたり、必死に手を伸ばしたりしていた。午前3時半に会場に到着し、最前列を確保した黒石中1年の高橋恒也さん(13)は「今年初めて来たけど、めっちゃ取れて楽しかった」と笑顔で話した。
市内のスーパーでは、先着順の豪華なマッコを手に入れようと、店先で一夜を明かす客の姿も。通称・八間道路に面した大型店などでも開店前から長蛇の列ができた。
同日はこのほか、横町でおしるこや黒石つゆ焼きそばなどの無料振る舞いや、本マグロの解体ショーと即売会も行われた。
旧正マッコ市は、毎年2月の第1日曜日に開催されている。