八戸酒造が世界酒造ランキング3位/東北最高位

国内外のコンテストで高い評価を受けた八戸酒造の日本酒

 国内外の有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化し格付けする「世界酒蔵ランキング2019」で、青森県八戸市湊町の八戸酒造(駒井庄三郎社長)が3位に輝いた。東北地方の酒蔵では最高位。

 同ランキングは昨年から始まった。国内開催の「全国新酒鑑評会」「全国燗酒コンテスト」のほか、フランスの「Kura Master(クラマスター)」、イギリスの「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」など計六つのコンテストでの総合ポイント数で順位が決まる。同社は陸奥八仙特別純米が最高金賞を二つ受賞するなど計16銘柄が各コンテストで受賞し、890ポイントを獲得した。1位は清水清三郎商店(三重県)の1150ポイントだった。

 同社の駒井秀介専務は「徹底的に衛生管理をして酒造りに取り組んできたことが評価を得られてよかった。受賞をきっかけに国内外の認知度が広がり、八戸に足を運ぶ人が増えてくれれば」と話した。

 県内の酒蔵ではほかに、桃川(おいらせ町)が23位だった。

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