青森県五所川原市俵元地区で伝統の干し餅作りが最盛期を迎えている。兼成健逸さん(66)の小屋では21日、天井近くからつるされたたくさんの干し餅が、吹きすさぶ寒風に吹かれてカーテンのように揺れていた。作業は2月中旬まで続く。
兼成さんは今冬、もち米「あかりもち」80俵(約4800キログラム)分の干し餅を作る予定で、昨年12月初旬から作業を始めた。厚さ約1.5センチ、7~8センチ角に切った餅を冷凍庫で凍らせた後、干し小屋で約2週間干す。この間、寒さと風にさらされることでサクサクとした食感に仕上がるという。
今年は暖冬傾向だが、干し餅作り歴約40年の兼成さんによると気温はある程度まで下がれば問題なく、風が吹くことの方が大切とのこと。「作業は順調。味もばっちりで皆さんに食べてほしい。ストーブで焦げ目をつければ香ばしく、バターをしみこませて焼いてもいい」と笑顔を見せた。
今冬は同地区で兼成さんを含め5軒が干し餅作りに取り組んでいる。兼成さんは「あと何年できるか分からないが、お客さんが干し餅を待っているので、できる限り続けたい」と語った。
兼成さんは今冬、もち米「あかりもち」80俵(約4800キログラム)分の干し餅を作る予定で、昨年12月初旬から作業を始めた。厚さ約1.5センチ、7~8センチ角に切った餅を冷凍庫で凍らせた後、干し小屋で約2週間干す。この間、寒さと風にさらされることでサクサクとした食感に仕上がるという。
今年は暖冬傾向だが、干し餅作り歴約40年の兼成さんによると気温はある程度まで下がれば問題なく、風が吹くことの方が大切とのこと。「作業は順調。味もばっちりで皆さんに食べてほしい。ストーブで焦げ目をつければ香ばしく、バターをしみこませて焼いてもいい」と笑顔を見せた。
今冬は同地区で兼成さんを含め5軒が干し餅作りに取り組んでいる。兼成さんは「あと何年できるか分からないが、お客さんが干し餅を待っているので、できる限り続けたい」と語った。