多様な出店者がアスパムに集合 1月25、26日イベント

「作家やお店が活躍できる場所をつくりたい」と話す山口さん

 青森市で数々のイベントを企画、主催している雑貨店「三ノ月舎(みのつきしゃ)」が25、26日、工芸品やアンティーク、古本などを扱う店舗を集めた「MUSUBI(むすび)」を同市安方のアスパムで開く。1年間に手がけた催しの出店者を一堂に集めるのは初めての試みで、飲食店を含め、県内や秋田県から計59店舗が参加する予定。店長の山口志麻さんは「イベントが減る冬に開くことで、お店がもっと活躍できる場所をつくりたい」と期待を込める。

 本年度は趣向の異なるイベントを計六つ、企画した。新しいものでは、古本を集めた「古書市」、サツマイモを使った料理やスイーツを販売する「芋フェス」を開催。芋フェスはサツマイモのメニューのみを提供する催しだが、完売が相次いだという。

 夏休みの子供たちを対象にワークショップなどを行う7月の「夏の工芸学校」は本年度で11回を数えた。ほかにも、「和」テイストの商品をそろえ販売者も和装で買い物客を迎える「時の市」、アンティーク品や古道具を並べた「蚤の市」を青龍寺で開くなど、各イベントに個性やテーマをもたせている。

 「出店者集めは大変ですが、頑張っている作家やお店を紹介することにやりがいを感じます」と山口さん。これまでのイベントを通じて信頼関係を深めてきたことが「MUSUBI」につながったといい、出店者が一堂に会する貴重な機会となった。

 陶器やアクセサリー、ブーケを手作りできるワークショップ、音楽ステージもあり、山口さんは「家族みんなで楽しめる。それぞれのイベントの個性を感じてほしい」と話した。

 時間は午前10時から午後4時まで。問い合わせは三ノ月舎(電話017-774-3033)へ。

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