【連載うまい森・味めぐり】村待望の産直「六旬館」/六ケ所村

小川原湖や太平洋の幸、新鮮野菜、長芋焼酎「六趣」などが並ぶ六旬館の特産品販売コーナー。季節の味が楽しめるレストランも人気だ

 前沖でとれるヒラメ、イカ、サケや小川原湖のシラウオ、ワカサギ、シジミなどなど。さらに小川原湖牛や戸鎖そば、本格長芋焼酎「六趣(ろくしゅ)」と、六ケ所村は食の魅力がいっぱいだ。自慢の名産品がずらりと並び、味わえるのが2018年春にオープンした「特産品販売所 六旬館」。村にとって待望の産直施設だ。

 村には、国家石油備蓄基地をはじめ核燃料サイクル施設、国際核融合エネルギー研究センター、大規模風力発電などの大型施設が立地する。

 一方で、太平洋岸では古くから漁業が、内陸部では酪農、畑作が盛んに行われてきた土地柄でもあり、エネルギー産業関連で国内外から訪れる多くの人々に地域の魅力を発信するため、鷹架地区の国道338号沿いに六旬館が整備された。

 館内に入ると、まず特産品販売コーナーがあり、新鮮な野菜やイクラが詰まったサケ、六趣の土産セット、スイーツなどが並んでいた。親子連れのために授乳コーナーやキッズコーナー、24時間利用可能なトイレも併設され、すぐ隣にはスパハウスろっかぽっか、六趣醸造工房などの行楽施設もある。

 六旬館を運営する村観光協会の加藤信也事務局長によれば、通年で戸鎖そばが食べられるレストランも自慢。「季節限定のウニ、イクラ料理など、旬の味をそろえてお待ちしています」

▼「六趣・熟成版もお薦め」

 六ケ所村には多様なエネルギー関連施設が立地していますが、もともと1次産業が盛んな土地。定住促進や観光誘客、名産品開発を進める上で、特産品販売所の整備が課題となっていました。

 オープンから2年目を迎えた六旬館は、地産地消や地域活性化の拠点としても活用され、利用者の方々に好評です。また、地元のナガイモを原料にした本格焼酎「六趣(ろくしゅ)」はレギュラー版が土産品としておなじみですが、「スペシャル」「五年(古酒)」の熟成した味わいもお薦めです。

 豊かな自然に囲まれ、国際色豊かな科学の村でもあるという地域の魅力を発信するため、物産販売だけでなく、多くの方々に喜んでいただけるイベントを企画していきたいと思います。

▼2月15・16日、六旬館で

 親子で楽しめる六ケ所村の冬のイベント「六旬祭~たのしむべ!冬’2020」が2月15、16の両日(ともに午前9時から午後3時まで)、鷹架地区の「特産品販売所 六旬館」で開かれる。

 子供たちに人気の「雪上宝さがし」のほか、すべり台、スノーラフティング、雪玉投的などを用意。館内では、農産物の詰め放題企画などが行われるほか、尾駮一心会が「雪合戦大会」を同時開催する。問い合わせは村観光協会(電話0175-71-3115)へ。

戸田衛村長

歓声を上げながら「雪上宝さがし」を楽しむ子供たち

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