体も心もあったか/津鉄のストーブ列車運行開始


 青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道(20.7キロ)で1日、冬の風物詩「ストーブ列車」の運行が始まった。一番列車に乗った乗客たちは石炭ストーブで暖まりながら、所々に雪が残る津軽平野の冬景色を楽しんだ。運行は来年3月31日まで。

 午前11時50分の津軽五所川原駅発の一番列車には、鉄道ファンや観光客ら約150人が乗車。車内では、NPO法人津軽半島観光アテンダント推進協議会のアテンダントがストーブでするめをあぶり、日本酒などとともに振る舞った。

 乗客たちは焼きたてのするめを味わい、車窓からの景色を楽しみながら近くの席の人たちと談笑。交代でストーブ列車の前で写真を撮影していた。

 運行に先立って行われた出発セレモニーでは、津鉄の澤田長二郎社長が「ストーブ列車が皆さんにとっていい思い出になれば幸いです」と乗客を歓迎した。

 米国オレゴン州在住で、日本国内のサイクリングツアーなどを企画しているルース・カネギさん(67)は「北海道で暮らしていた子どものころ、ストーブ列車に乗った。また乗ることができて懐かしい。津軽の冬景色も素晴らしい」と話していた。

 ストーブ列車は12月の平日は1日2往復、土・日曜、祝日は3往復。1~3月は1日3往復運行する。

一番列車では、乗客が石炭ストーブの上で焼かれたするめなどを味わった

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