お茶しながら読書でも/廻古書林(黒石)

「本やお茶を楽しみ気軽に過ごして」と呼び掛ける村元さん

 青森県黒石市中心部の市役所正面近くにある、古風なたたずまいの薬草茶カフェ&古本屋「廻古(かいこ)書林」。薬草コーディネーターの資格を持つ店主の村元雅子さん(62)が県外から取り寄せた薬草などを使ったお茶十数種類や、コーヒー、紅茶をゆったりとした時間が流れる店内で楽しめる。

 店の薬草茶の中でも「苦みが一番強い」のが「日本山人参茶(にほんやまにんじんちゃ)」。ビタミンやアミノ酸などが含まれるといい、商品説明には「栄養の宝庫…だけど勇気が必要」の文字。まさに“良薬は口に苦し”といったところ。

 本好きの村元さんが、2006年に古本屋としてオープン。18年に「お客さんがくつろげる空間を」と、店内を改装し喫茶スペースを設けた。文庫本などは数百冊あり、お茶を飲みながら読書をする客の姿も。村元さんは「本やお茶を楽しんで、気軽に過ごしてほしい」と話す。

 木~土曜日には「具材がタマネギと豚肉のみの素朴なカレーライス」(村元さん)を提供している。

 【住所】黒石市前町39
 【電話】0172-52-3655
 【営業時間】午前10時~午後4時
 【定休日】月曜日、第1、第3日曜日

店で扱う薬草茶の中でも、苦みが強いという「日本山人参茶」

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