日本一の大イチョウとして知られる青森県深浦町北金ケ沢の国指定天然記念物「北金ケ沢のイチョウ」の夜間ライトアップが7日始まった。黄金色に色づき始めた巨木が夕闇に輝き、訪れた見物客を魅了した。

 推定樹齢は千年以上。幹回り22メートルは国内のイチョウで最も太く、樹高31メートルは10階建てビルに相当する。幹から垂れ下がった「気根」に触れると母乳の出が良くなると言われ、古くから信仰を集めてきた。

 午後6時、地元の修道小児童18人がスイッチを点灯。時折雨が降る中、50個のライトが四方に広がる大イチョウを鮮やかに浮かび上がらせ、雨にぬれた葉が輝いた。6年生の猿川楽(らく)さん(12)は「大イチョウは深浦町のシンボル」、3年生の弟・鉄心君(7)は「すごく大きくてきれい」と喜んだ。

 「ビッグイエロー」と銘打ったライトアップは今年で8年目。12月1日までの期間中、午後4時半~8時半に行われる。町観光課によると、今年の色づきは同日時点で2割程度。見ごろは今月中~下旬になる見通し。

ライトアップされ夕闇に浮かび上がった大イチョウ。色づきは2割程度=7日夕、深浦町北金ケ沢

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