青森県むつ市の中西順子さん(60)が絵本「ホヤくん救出大作戦」を出版した。同作は下北半島をモチーフにした「天辺(てっぺん)半島」を舞台に、青森県特産のホヤのほか、サトイモ、シュンギクが登場する。中西さんは同作の文を担当。「子どもたちへの読み聞かせなどに活用してもらいたい」と話している。
同作は、畑に落とされたホヤの王子「ホヤくん」をサトイモの「八(はっ)ちゃん」「シュンギクさん」「すっとんトンビのお兄ちゃん」たちが助け、海に返す物語。中西さんは2016年、同作を文芸社(東京)の「えほん大賞コンテスト」ストーリー部門に応募。残念ながら落選となったが、同社から自費出版の提案を受け、18年6月に出版した。
21日、むつ市役所に宮下宗一郎市長を訪ね、絵本を寄贈した。中西さんはホヤや下北を題材に取り上げたことについて「ホヤってこんなにかわいい形をしているんだと気付いた。この年齢になって何げない風景や身近なものにちょっとした感動を覚えるようになった」と話した。宮下市長は「早速娘に読み聞かせたい」と語った。
同作は市図書館や市内の各公民館で読むことができる。また、中西さんは24日、市中央公民館で同作出版の経緯などについて講演する。
同作は、畑に落とされたホヤの王子「ホヤくん」をサトイモの「八(はっ)ちゃん」「シュンギクさん」「すっとんトンビのお兄ちゃん」たちが助け、海に返す物語。中西さんは2016年、同作を文芸社(東京)の「えほん大賞コンテスト」ストーリー部門に応募。残念ながら落選となったが、同社から自費出版の提案を受け、18年6月に出版した。
21日、むつ市役所に宮下宗一郎市長を訪ね、絵本を寄贈した。中西さんはホヤや下北を題材に取り上げたことについて「ホヤってこんなにかわいい形をしているんだと気付いた。この年齢になって何げない風景や身近なものにちょっとした感動を覚えるようになった」と話した。宮下市長は「早速娘に読み聞かせたい」と語った。
同作は市図書館や市内の各公民館で読むことができる。また、中西さんは24日、市中央公民館で同作出版の経緯などについて講演する。