「壊れた土器」に焦点 三内丸山遺跡で特別展

縄文土器の破片に焦点を当てた展示「『こわれた。』からみえる土器」=青森市の三内丸山遺跡センター

 全国の遺跡の発掘調査成果を紹介する「発掘された日本列島2019」(文化庁、東奥日報社など主催)の一環で、壊されたり壊れたりした縄文土器のかけらに着目した展示「『こわれた。』からみえる土器」が青森市の三内丸山遺跡センターで開かれている。土器の破片を道具や材料として再利用していた、縄文人の心に思いをはせることができる。11月4日まで。

 会場には、加工してまつりの道具にした可能性のある土器の破片、炉の材料になった破片から復元した土器など約50点が並ぶ。

 土器の破片は段ボール箱約4万箱分ある三内丸山遺跡の遺物の大半を占めているが、展示の機会は少なく、今回改めて焦点を当てた。破片が当時の状況を知る手がかりになっていることも紹介している。

 「発掘-」ではこのほか、注目される遺跡の発掘成果、原発事故の影響を受けた福島県浜通り地域の遺跡や遺物を紹介する展示などがある。同センターの担当者は「普段はあまり見ることができない文化財について理解を深められる」と見どころを語った。同県の文化財担当者による講演は10月26日午前10時から。申し込み不要、聴講無料。

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