青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道が今年も、秋の風物詩「鈴虫列車」の運行を始めた。乗車した観光客や住民たちは、スズムシの音色と車窓の外に広がる黄金色の稲穂に秋の訪れを感じていた。
4日は好天に恵まれ、列車には首都圏などからの観光客が乗車した。乗務した津軽半島観光アテンダントの松山千恵子さんによると、今年は約400匹のスズムシが成長し、大切に育てられているという。朝方や夕方の列車が聞ける機会は多いが、この日、津軽五所川原駅を午前10時発の車内では時折、高くきれいな音色が響いた。
東京都から旅行に訪れた山田正美さん(41)と岩下久美さん(36)は「スズムシの音色は聞いたことがあるけど、姿を見たのは初めて。津軽の秋を感じることができました」などと話した。
同列車は1986年にスタートした企画で、職員が30年以上スズムシの飼育を引き継いでいる。今年は10月中旬ごろまで運行する予定。
4日は好天に恵まれ、列車には首都圏などからの観光客が乗車した。乗務した津軽半島観光アテンダントの松山千恵子さんによると、今年は約400匹のスズムシが成長し、大切に育てられているという。朝方や夕方の列車が聞ける機会は多いが、この日、津軽五所川原駅を午前10時発の車内では時折、高くきれいな音色が響いた。
東京都から旅行に訪れた山田正美さん(41)と岩下久美さん(36)は「スズムシの音色は聞いたことがあるけど、姿を見たのは初めて。津軽の秋を感じることができました」などと話した。
同列車は1986年にスタートした企画で、職員が30年以上スズムシの飼育を引き継いでいる。今年は10月中旬ごろまで運行する予定。