岩木山お山参詣は2日目の29日、「宵山(よいやま)」を迎えた。青森県弘前市百沢の岩木山神社に白装束姿の参拝者が集まり、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。

 前日までの雨もあがり、この日の同市は最高気温29.6度と真夏日間近の暑さ。青空の下、御幣やのぼりを掲げた参拝者は、登山囃子(ばやし)に合わせて「サイギサイギ」の声を響かせ、リンゴや稲穂が実りつつある沿道を岩木山神社まで練り歩いた。

 一般参加者を募る「レッツウォークお山参詣」(同実行委主催)は今年で36回目。地元の弘前中央高校、柏木農業高校、弘前第一養護学校高等部の130人を含む384人が参加した。

 同市岩木地区が加盟しているNPO法人「日本で最も美しい村」連合の市原実理事が初参加し、「地域一体となって行事を盛り上げようという意識を感じる。登山囃子に合わせてのんびり歩くのがいいね」と満足げに語った。

 弘前中央高校がウォークに初参加した3年前に生徒会長を務めた弘前大学人文社会科学部2年の宇野和葉さんは「後輩が参加し続けることで、伝統を受け継いでほしい」と話した。最終日の30日は「朔日山(ついたちやま)」で、御来光を拝むため、大勢の参拝者が未明から岩木山山頂を目指す。

御幣やのぼりを掲げ岩木山神社へ向かう参拝者=29日午前

弘前市

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