「エヴァ展」閉幕、入館者3万人突破/青森

3万人目の入場者となった中村さん(左から2人目)。一緒に来場した石川さん(中央)、葛西さん(右から2人目)とともに記念品を受け取った

 青森市新町の東奥日報新町ビル3階New’sホールで開かれていた「エヴァンゲリオン展」(東奥日報社、青森放送、朝日新聞社共催)が26日、閉幕した。最終日の同日には入場者が3万人を突破。7月5日から53日間の会期中の入場者は3万1902人で、同ビルの企画展で最多を記録した。

 同展は大ヒットアニメ「エヴァンゲリオン」の魅力を解き明かす作品展。会期が夏休みや青森ねぶた祭の期間と重なり、連日多くのファンが全国から訪れた。

 3万人目となったのは、弘前大学2年の中村美優(みゆう)さん(19)=弘前市。東奥日報社の松林拓司事業局長と青森放送の杉下顕司事業局長から記念品の図録などが贈られた。

 中村さんは「予定が合わなくて、最終日になんとか来られた。エヴァンゲリオンは原作からずっと追いかけてきた作品。絵コンテを細かく見るのが楽しみ」と笑顔で話した。一緒に訪れた大学の同級生石川遼さん(20)、葛西陽向子(ひなこ)さん(20)=ともに弘前市=と「(記念品の)金魚ねぶたを部屋に飾ろう」「『碇ゲンドウたれ』でバーベキューをしよう」などと盛り上がった。

 同ビルでは9月21日から恐竜の化石などを展示する「青森大恐竜展2019」を開く。

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