青森県七戸町の七戸町立鷹山宇一記念美術館と、町地域おこし協力隊の木下鈴菜さん(25)が連携して、同館を学校や家以外の「第三の居場所」として高校生に活用してもらう事業「じゆう★らぼ わたし実験室」を19日に始める。作品制作や鑑賞のほか勉強、休憩など、金曜日の放課後を思い思いに同館で過ごすことができ、木下さんは「心のひもをほどいて自由に自分の時間を過ごしてほしい」と語る。
来年1月まで月3、4回程度、全27回を予定。時間は放課後から午後8時まで。同館の工房に画材や素材を用意して、本格的な油絵、シルクスクリーン、オーブン粘土による造形など多彩な体験ができる。大学で美術を学んだ木下さんが主体となってワークショップを原則月1回開くが、参加は強制しない。うまい下手の評価もない。
「ルールは、開館時間などで『ほかのお客さまに迷惑をかけないこと』くらいかも」と木下さんは言う。「雑談に来るだけでもいい。やりたいことをやってみるのもいい。本人の意思が尊重される、優しいイメージの場所です」
同館は1994年に開館。美術を通じた人づくりを重視してきた歴史があり、子どもたちの居場所をつくる構想は長年温められてきた。また、高校生はほかの世代と比べ、来館が少ない傾向にある。
大沢田亜希子館長は「作品を見て想像力を膨らませ、自分で探究をして、心を豊かにする訓練が自然にできるのが美術館。日常から離れた場所に少しの時間でも身を置いて、生徒たちが新たな自分を発見できたら」と語る。
木下さんは地域に密着する同館の姿勢が決め手となって2025年度、兵庫県から移り住み町の協力隊として着任した。主に同館の広報を務める中で「多くの人が運営に関わり、美術の火が消えないよう、まきをくべ続けている。美術館が大切にされているのが分かる」との印象を持った。「じゆう★らぼを通じて高校生にとっても、美術館が来て当たり前の居場所になれば」と話す。
事業の対象は町在住、または町を通学で利用する、または同館友の会会員家族の高校生。参加無料。
▼中学生は中央公民館に
七戸町教育委員会生涯学習課は、町内の中学生向けに、第三の居場所(サードプレイス)をつくる事業を7月にも始める。まずは町中央公民館を活用し、週1回程度、学校でも家でもない「ちょっと一息つける空間」を提供する。
部活動に所属していない生徒、家では勉強が手に付かない生徒など、さまざまな利用者を想定している。備品購入などの経費約40万円を盛り込んだ2026年度一般会計補正予算が、6月の定例町議会で可決された。
現在、準備を進めている。詳細は各学校や町の広報を通じて周知する。
来年1月まで月3、4回程度、全27回を予定。時間は放課後から午後8時まで。同館の工房に画材や素材を用意して、本格的な油絵、シルクスクリーン、オーブン粘土による造形など多彩な体験ができる。大学で美術を学んだ木下さんが主体となってワークショップを原則月1回開くが、参加は強制しない。うまい下手の評価もない。
「ルールは、開館時間などで『ほかのお客さまに迷惑をかけないこと』くらいかも」と木下さんは言う。「雑談に来るだけでもいい。やりたいことをやってみるのもいい。本人の意思が尊重される、優しいイメージの場所です」
同館は1994年に開館。美術を通じた人づくりを重視してきた歴史があり、子どもたちの居場所をつくる構想は長年温められてきた。また、高校生はほかの世代と比べ、来館が少ない傾向にある。
大沢田亜希子館長は「作品を見て想像力を膨らませ、自分で探究をして、心を豊かにする訓練が自然にできるのが美術館。日常から離れた場所に少しの時間でも身を置いて、生徒たちが新たな自分を発見できたら」と語る。
木下さんは地域に密着する同館の姿勢が決め手となって2025年度、兵庫県から移り住み町の協力隊として着任した。主に同館の広報を務める中で「多くの人が運営に関わり、美術の火が消えないよう、まきをくべ続けている。美術館が大切にされているのが分かる」との印象を持った。「じゆう★らぼを通じて高校生にとっても、美術館が来て当たり前の居場所になれば」と話す。
事業の対象は町在住、または町を通学で利用する、または同館友の会会員家族の高校生。参加無料。
▼中学生は中央公民館に
七戸町教育委員会生涯学習課は、町内の中学生向けに、第三の居場所(サードプレイス)をつくる事業を7月にも始める。まずは町中央公民館を活用し、週1回程度、学校でも家でもない「ちょっと一息つける空間」を提供する。
部活動に所属していない生徒、家では勉強が手に付かない生徒など、さまざまな利用者を想定している。備品購入などの経費約40万円を盛り込んだ2026年度一般会計補正予算が、6月の定例町議会で可決された。
現在、準備を進めている。詳細は各学校や町の広報を通じて周知する。