レゴブロックのミニ世界遺産40作品展示/三沢

緻密に再現された作品に見入る来場者

 人気玩具レゴブロックを使って30カ国以上の世界遺産を再現する「PIECE OF PEACE『レゴブロック』で作った世界遺産展」が14日、青森県三沢市の県立三沢航空科学館で始まった。富士山や中国の「万里の長城」、イタリアの「ピサの斜塔」など約40作品が並ぶほか、県が世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」のパネルを展示している。

 2003年に始まり、12年からは世界遺産条約採択40年を契機に「パート3」として日本各地を中心に海外でも開催。これまでに延べ約300万人が来場した。

 三沢での展示は62カ所目で、県内では初めて。

 約2万5千ピースを使い25日間かけて制作されたサグラダ・ファミリア教会をはじめ、厳島神社(広島県廿日市市)、インドの「タージ・マハル」、中国のジャイアントパンダなどの作品が訪れた人の目を引く。遠近法を用いて制作したり、建物の風化やこけによる侵食を緻密に表現した作品もある。

 実行委員会事務局の眞柄正志さんは「約40の世界遺産を、地球を一周するような気分で味わえます。ぜひ夏休みなどに足を運んでください」と話している。

 企画展は9月23日まで(8月26日、9月2、9、17日は休館)。一般・高校は600円、小中学生300円、未就学児は無料。

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