真冬の浅虫、ネブタ出陣 23日から祭り

浅虫温泉地区を運行する予定の中型ねぶた「雪龍 浅虫の冬に祈る」(フォトスタジオあおもり365・倉内孝充氏提供)=8日

 青森市浅虫温泉地区の活性化に取り組む観光地経営会社「MOSPAあさむし共創プラットフォーム」などが23日~2月22日の約1カ月間、真冬のねぶた祭り「浅虫ねぶた冬の陣」を同地区で開く。ねぶた師・立田龍宝さん制作の中型ねぶたが地区内を練り歩く。青森県の観光資源の「ねぶた」と「雪景色」を組み合わせ、インバウンド(訪日客)を含む観光需要を取り込み、客足が伸び悩む冬場の誘客をてこ入れする。

 運行されるのは中型ねぶた「雪龍 浅虫の冬に祈る」など計3台。期間中の毎週土曜日と最終日の夕方、旅館・辰巳館から道の駅ゆ~さ浅虫までの約350メートルを練り歩く。ねぶたばやしやハネトの団体も参加する。ハネト衣装の着付け、ねぶたばやしの体験も企画しており、観光客も祭りに参加することができる。

 MOSPAあさむし共創プラットフォームは昨年、試験的に「浅虫ねぶた冬の陣」を開き、ねぶたの鑑賞ツアーなどを行った。今年は中型ねぶたの運行など催しの内容を拡充して本格開催し、冬のイベントとして定着を図る。

 祭り期間には中国の旧正月に当たる春節が含まれており、同社は大型連休があるアジア各国からの訪日客を浅虫温泉地区に呼び込みたい考え。中村彰利社長は「浅虫温泉街はまだまだインバウンドの比率が低く、花見や夏祭りシーズンに比べて冬期間の観光客が少ない。冬場のねぶた祭りをきっかけに浅虫を訪れてほしい」と語った。

 期間中の週末はねぶたアートの鑑賞ツアーや巨大金魚ねぶた、灯籠の制作体験も企画。ねぶたばやしの団体や地区住民が浅虫温泉駅で乗客を出迎える。詳細は「浅虫ねぶた 冬の陣2026」の特設サイトに掲載している。問い合わせはMOSPAあさむし共創プラットフォーム(電話017-718-1267)へ。

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