初夏の味覚サクランボ狩り20日から/南部町

手を伸ばし、笑顔でサクランボを摘み取る園児

 青森県南部町の観光農園で20日からサクランボ狩りが始まる。19日、同町高瀬の西舘農園(西舘暁子園主)でオープニングイベント「ウェルカムパーティー」が開かれ、招かれた町内の子どもたちが初夏の爽やかな甘みを存分に味わった。

 同園には佐藤錦やジュノハート、紅秀峰(べにしゅうほう)など10種類約70本のサクランボの木が植えられている。この日はなんぶこども園の年長組園児19人が来園。赤く色づいた実を小さな手で探し、見つけては笑顔で摘み取った。実を口に運ぶと、甘い果汁が口いっぱいに広がり「おいしい」と大きな歓声を上げていた。

 今年は6月上旬の低温と濃霧の影響で佐藤錦などの実が割れる「裂果」被害が相次いでいる。同園でも露地栽培の佐藤錦の約6割が被害を受けたという。西舘園主は「幸い雨よけの方の佐藤錦はほとんど被害がなく、今年も開園できて良かった。甘いものや酸味があるものなど多くの種類があり、いろいろ味見しながらサクランボ狩りを楽しんでほしい」と話した。

 町名川観光さくらんぼ園振興会によると、裂果被害の影響で今年のサクランボ狩りは町内21観光農園中、12カ所だけで開園。例年以上の混雑が予想されることから、同振興会ホームページで開園農園を確認し問い合わせた上で訪れてほしいとしている。

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