下風呂温泉の宿泊料金 12月から割り引き

オープニングセレモニーで「下風呂小唄」を歌う女将(おかみ)たち

 青森県風間浦村は12月1日から、下風呂温泉郷のホテル・旅館・民宿計9軒の宿泊料金を1泊当たり1人2千円割り引くキャンペーンを実施する。期間は来年3月14日の宿泊分まで。19日午後1時からプランを公開、予約を受け付ける。

 客足が鈍る冬期間の誘客と、新規ファンの獲得を目指す。事業費は700万円。キャンペーンは1030泊分を用意。対象は各宿泊施設が設定したプランのみで連泊は不可。村内の飲食店や小売店で使える地域商品券千円分と、「下風呂温泉海峡の湯」「桑畑温泉湯ん湯ん♪」の共通入浴券1枚も付く。いずれも使用期限は来年3月31日まで。

 17日は海峡の湯でオープニングセレモニーを開き、下風呂温泉おかみの会のメンバーがそろいのはんてん姿で「下風呂小唄」を披露した。

 下風呂温泉の宿泊者数は、2016~19年は2万人台で推移していたが、その後、コロナ禍や豪雨災害の影響で減少。昨年は1万2599人だった。同会の長谷雅恵会長(まるほん旅館)は「下風呂の温泉は冬にぴったり。おいしいご飯も食べて元気になってもらいたい」、冨岡宏村長は「下風呂温泉のあったかいおもてなしで風間浦のファンになってほしい」と語った。

 宿泊プランはしもきたツーリズムのホームページで確認できる。申し込みは各宿泊施設へ。

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