GMUのふるさとナビ2 風間浦・温泉宿とアンコウ料理


 寒い日が続いています。皆さん、いかがお過ごしですか? こんな時期は熱いお湯につかって、おいしい料理をゆっくり楽しみたいもの。GMUの堀川あい、鳴海ルナ、水樹華の3人が風間浦村の下風呂温泉郷まで足を延ばして、風間浦鮟鱇(あんこう)を味わいますよ。

 下風呂は古くからの湯治場で、いくつもの温泉旅館のほかに日帰り入浴が楽しめる公共施設「海峡の湯」があります。冨岡宏村長は「12月から3月まで、下風呂では生きたまま水揚げされる新鮮なアンコウの料理が食べられますよ」と教えてくださいました。

 今回の食リポで伺ったのは「さが旅館」さん。こちらでは、風間浦鮟鱇フルコースが付く冬季限定プラン(1泊2食付き1万5550円)が人気です。定番の鍋もの、ともあえ、あん肝のほか、鮮度抜群のお刺し身や唐揚げなど、産地ならではの料理がお膳に並ぶので、食べる前からワクワクが止まりません。

 さあ実食です。白身、あぶり、ほほ肉の刺し身を食べ比べた堀川は「身が締まっていて、うまみが感じられ、ほほ肉はホタテガイに近いかも」と食感の違いを楽しんでいます。唐揚げにかぶりついた水樹は「身がフワフワで衣がサクサク」、熱々の鍋をふうふうしながらいただいた鳴海は「アンコウがプリプリで、みそ味のだしにもコクがあります」と喜びっぱなし。

 連載初のお泊まり食リポということもあって、3人は豊富なメニューと温泉をじっくり味わいました。

 ▼問い合わせ 下風呂温泉旅館組合(風間浦村商工会内・TEL0175-35-2010)

◆◆◆こちらも注目◆◆◆

 ■2月26日に鮟鱇感謝祭 風間浦鮟鱇感謝祭が26日午前11時から、易国間社会体育館(旧易国間小学校)で開催されます。アンコウの魅力を多くの人に知ってもらうイベントで、コロナ禍の影響で本格実施は2年ぶり。鮟鱇汁(1杯500円)、鮟鱇ずし(6貫千円)を各150食限定で販売するほか、つるし切り実演や特産品販売などが行われます。鮟鱇料理の購入は予約が必要。問い合わせは村産業建設課(TEL0175-35-2111)へ。

 ※連載「ふるさとナビPart2」は今回で終了しますが、青森県の食を応援するGMUの活動はまだまだ続きます。読者の皆さんに、おいしい話題を再びお届けできる日を楽しみにしています。

<おわり>

豪華な風間浦鮟鱇フルコースに大感激のGMU(左から)水樹、堀川、鳴海=さが旅館

食と温泉の魅力をPRする冨岡村長(右)=海峡の湯

感謝祭で人気の巨大なアンコウ鍋=2019年

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