風間浦村が独自に宿泊支援キャンペーン

オープニングセレモニーで「下風呂小唄」を披露する女将(おかみ)たち

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい経営を強いられている宿泊事業者を支援しようと、青森県風間浦村は独自の宿泊キャンペーンを行う。来年1月7日~3月18日の宿泊分が対象で、26日から受け付けが始まった。下風呂温泉の9宿泊施設の料金から1人1泊当たり5千円を割り引き、宿泊者には村内で使える地域商品券2千円分を配布する。

 キャンペーンの対象は北海道と東北6県在住者。利用回数に制限はないが、県や国の旅行支援との併用や連泊はできない。計1170泊分の予算を用意しており、上限に達し次第終了する。

 26日、同村の「下風呂温泉 海峡の湯」でオープニングセレモニーを行い、下風呂温泉おかみの会メンバーが、そろいのはんてん姿で今年秋に復活させた「下風呂小唄」を初披露した。

 冨岡宏村長は「観光客が減る冬季に村独自のキャンペーンを行い、誘客促進につなげたい」と期待。おかみの会の長谷雅恵会長は「キャンペーンを利用して下風呂に宿泊してもらい、旬を迎えるアンコウ料理と温泉を堪能してほしい」と話した。

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