郷土語る出土品一堂に 大船渡市立博物館 前身発足70周年記念の企画展

大船渡市内で発見された考古資料が並ぶ企画展。博物館の歴史も感じられる
 大船渡市立博物館(鈴木満広館長)は同市末崎町の同館で、施設発足から70周年を記念した企画展「発見!ふるさとの“むかし”」を開いている。市内貝塚遺跡からの出土品など、幅広い年代の考古資料約240点が展示され、同館の歩みや郷土の歴史を感じられる。

 大洞貝塚(同市赤崎町)や砂子浜貝塚(同市三陸町綾里)など市内で発掘された土器、動物の骨、装飾品など、当時の生活を物語る出土品が並ぶ。

 同館前身の大船渡市立科学博物館は1955年に発足して展示準備を始め、63年に本格的に開館した。

 11月24日まで。26日と11月24日は午前10時半と午後1時半から学芸員の解説がある。休館日は毎週月曜(祝日、振り替え休日の場合はその翌日)。入館料は一般300円、高校生以下無料。問い合わせは同館(0192-29-2161)へ。

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